韓国の結婚式

韓国では、結婚式の1ヶ月ほど前に「野外撮影」を行います。
日本でいう結婚写真撮影なのですが、韓国では写真集を作るのが一般的で、公園やスタジオでモデル並みのポーズを取り、何枚も撮影します。

韓国ではより多くの人に祝福されることが良しとされているので、招待客の数は多く、招待されていない人でも参加することができ、式の後は披露宴会場へ移動し食事となります。
式の後、伝統儀式「ペベク」が行われます。かつてはお互いの実家を行き来して行っていた儀式ですが、最近では披露宴会場で行われることが多いようです。

新郎新婦は韓国の伝統服「韓服(ハンボク)」に着替え、まず新郎の両親の元へ、その後新婦の両親の元へ行き儀式を行います。
子宝に恵まれるようにと、両親が投げる栗やナツメを白布や新婦のスカート「チマ」で受け取ったり、感謝の意味を込めて新郎が母親をおんぶしたりします。
その後、新郎新婦は新婚旅行に旅立ちます。韓国でもご祝儀を渡しますが、日本のようにお祝いのお返しや引き出物はありません。

ルーマニアの結婚式

ルーマニアの結婚式は、各市町村役場にいって婚姻届にサインをするだけで終わりというのが一般的ですが、最近では教会で式を挙げるカップルも増えてきました。教会での結婚式は、日本のとは全く違い、厳かな雰囲気で行われます。土曜日に挙げられることが多いようです。

すごいのは、その後2日間、歌手を呼んで歌い続け、朝まで踊るという盛大な披露パーティです。以前は、日本でいう演歌がダンスの主流でしたが、最近ではポップスに人気が集まっているようです。来客の数は、呼ぶ歌手によって大きく変わります。

無名の歌手ならば、そんなには話題にはならないのですが、テレビに出ている歌手が来るとなると、町中の人達が集まります。
ルーマニアの若い人は、結婚式の為に外国に出稼ぎをしに行く人達が多くなっており、それほど結婚は大事な行事なのだといえます。

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